食べ物

強いお酒のイメージが強いテキーラ

4大スピリッツの一つとして世界中で飲まれライムをかじり、塩をなめてからショットグラスでグイッと飲むメキシカンスタイルはワイルドな飲み方として有名です。

テキーラとは

強いお酒のイメージが強いテキーラは、ジン、ウォッカ、ラムと共に4大スピリッツの一つとして世界中で飲まれています。メキシコで取れる竜舌蘭(リュウゼツラン)というサボテンのような植物を原材料として使用します。メキシコのハリスコ州、グアダラハラ市近郊のテキーラという地域で1700年代から作られている地酒です。ハリスコ州の政府機関CRT(Consejo Regulador del Tequila)」が厳重に管理しており、CRTの規則に合ったものだけがテキーラと呼ばれます。ライムをかじり、塩をなめてからショットグラスでグイッと飲むメキシカンスタイルはワイルドな飲み方として有名です。そんなワイルドなイメージが強いお酒ですが、「マルガリータ」という美しい名のカクテルでも有名です。マルガリータは1949年の全米カクテルコンクールで一躍有名となったカクテルです。発案したバーテンダーが、恋人と一緒に猟に行った際、恋人は流れ弾に当たり、亡くなってしました。恋人の事をずっと忘れられずにいたバーテンダーは恋人の名前「マルガリータ」と名付けたこのカクテルを作ります。マルガリータはメキシコ人であった為、テキーラがベースとして使われ、メキシカンスタイルであるライムを加え、塩をグラスの淵に付けたスノースタイルのカクテルとなりました。この美談共にマルガリータは世界中で愛されるお酒となっています。大人の女性が好むお酒といったイメージが強いマルガリータは、アルコール度数が高いカクテルです。お酒に弱い方や初めて飲む方はテキーラを少量にしたカクテルから楽しむと良いでしょう。

テキーラの製法

テキーラは竜舌蘭の一種であるアガベ・アスール・テキラーナを主原料としたお酒です。アガベ・アスール・テキラーナは葉が青緑色をしたアロエににた植物で8年から10年程で生育します。原料となる部分は球茎部分で、直径70~80cm、重さ30~40キロになった物をしようします。球茎はパイナップルに似ている事から、ピニャ(パイナップルという意味)と呼ばれます。テキーラは、メキシコ政府による厳しい基準を満たしたものだけに限られており、アガベ・アスール・テキラーナも特定の生産地が決められています。現在では、ハリスコ州、グアナファート州、ナヤリ州、ミチョアカン州、タマウリパス州の五州で生育されたものだけが使用されます。これら産地で生育されたアガベ・アスール・テキラーナの球茎を半分に割り、蒸留釜に入れ蒸煮する事でデンプンやイヌリンなどの多糖類が分解され、糖化します。その後ローラーで粉砕・圧縮し、温水をかけて残った糖分を絞り出します。その液を発酵させ、蒸留します。テキーラの蒸留は、単式蒸留機で2回行わます。その後、樽熟成させますが、ステンレスタンクで熟成するものや、熟成しない銘柄などもあります。熟成期間も銘柄により様々でこれにより、ホワイト、シルバー、ゴールドなど色の違いが生まれ味わいにも変化がでます。

テキーラのカクテル

日本でもスピリッツをベースとしたカクテルの人気は高く、日本のバーテンダーにより考案されたカクテルが世界中でも高い人気となっています。中でもテキーラはアルコールが高いキツイお酒といったイメージが強く持たれたおり、日本人はカクテルで楽しむという方が大半です。nbsp;テキーラのカクテルの代表ともいえる「マルガリータ」は、1949年にロサンゼルスのバーテンダーが、亡くなった恋人を思って造り上げたカクテルとして知られています。全米コンテストでの入賞作であるマルガリータは、悲恋のエピソードとともに世界中に広まり、テキーラの世界的な人気を広めるきっかけとなったと言われています。nbsp;テキーラベースの人気ショートカクテルは他にも数多くあります。メキシコのモノマネドリの名が付いた緑が美し色合いの「モッキンバード」はミントの爽やかな味わいを楽しむ事ができます。nbsp;スペインの闘牛士の名が付いた「マタドール」、レモンジュースで割りキュウリスティックを添えた「スローテキーラ」、砕氷船を意味する名の「アイスブレーカー」なども人気です。ロングカクテルでは「テキーラトニック」「メキシカンコーク」などすっきりした味わいを楽しめるカクテルがあります。nbsp;ローリングストーンズのミック・ジャガーがお気に入りだった事から人気となった「テキーラサンライズ」は朝焼けを思わせる美しい色合いも楽しむ事ができます。

シードルとは

オシャレなレストランでの食事には、ワインが最適と感じている方も多い事でしょう。しかし、「ワインは飲みたいけれどアルコール度数が高くて苦手」、「ワインの渋みや酸が苦手」という方も多く、水で我慢という方も少なくありません。このようにワインが苦手といった方にも飲みやすいと人気となっているのがシードルです。シードルとは、リンゴから作る醸造酒で、発泡性のものと非発砲性のものがあります。フランス産のリンゴは日本のリンゴよりも酸が強く、きりりとした味わいが特徴です。ワインよりアルコール度数が低く、リンゴの爽やかな酸味と甘みで、初めてお酒を飲むという方にとっても、とても飲みやすいお酒です。食前酒にぴったりのお酒ですが、さっぱりとした飲み口は、料理の後の脂っこさをスッキリさせてくれる効果があり、食中や食後酒にも適しています。甘口と辛口があり、甘口のドゥのアルコール度数は3%程度、辛口のブリュットは5%程度です。シードルの名産地として名高いノルマンディ地方の家庭料理「ガレット(そば粉のクレープ)」との相性は特に素晴らしく、一度食べたら病み付きになる美味しさと称されています。シードルには、赤ワイン同様にポリフェノールがたっぷりと含まれており、健康に良い効果がある事でも注目を集めています。<h4>シードルの種類</h4>シードルは、アルコール度数が低く、ワインが苦手な方でも飲みやすいお酒として人気があります。シードルというと食前酒といったイメージを持つ方も少なくありませんが、種類によりさまざまな料理に合わせて飲む事ができます。シードルには、発砲性のものと非発砲性のものがあります。微発泡のものも多く、キツイ発泡が苦手という方にも最適です。辛口タイプと甘口タイプがあり、辛口のものはアルコール度数が5%程度のものが多く、甘口のものは3%程度のものが多くなっています。あっさりした口当たりのものから、凝縮感あるものまであり、好みに応じて選ぶ事ができます。オーガニックのリンゴを使用したシードルも多く、高い人気があります。シードルは魚介料理やパスタ、和食といったさっぱり系の料理と相性の良いお酒として知られています。また、濃厚な肉料理と一緒に飲めば、油っぽさの残る口の中をさっぱりとさせてくれます。濃厚なスイーツと合わせても、新鮮な味わいを楽しむ事ができます。シードル専用のリンゴを使用したものはポリフェノールが5倍以上含まれているとされており、健康によいお酒としても高い注目を集めています。日本産シードルは海外産のシードルより酸味が柔らかく、酸味が苦手な方にも適しています。それぞれの産地、リンゴ品種、銘柄などによってさまざまな個性があり、飲み比べを楽しむ事ができます。<Strong>シードルの歴史</Strong>リンゴを醸造させて造るシードルは世界多くの国々で飲まれています。フランスでは「シードル」と呼びますが、スペインでは「シードラ」、イギリスやオーストラリアでは「サイダー」、アメリカ絵は「ハードサイダー」と呼ばれています。シードルの歴史は古く、1000年以上に遡ると言われています。古代時代から果実を使ったお酒造りが行われていましたが、ブドウ同様にリンゴもお酒の原料として使用されていました。特にシードルは、ヘブライ人とエジプト人とギリシア人とローマ人が好んで飲んでいたと言われています。ローマ帝国に侵略によりヨーロッパ全土でブドウ栽培を行ってワイン造りが盛んに行われるようになりますが、中にはぶどう栽培に適さない地域もありました。シードルの名産地として有名なフランスのブルターニュ州とノルマンディ州もブドウよりリンゴの栽培に適した地域であった為、シードルが高い人気となりました。フランスのリンゴは酸が強く、ビールのようなすっきりした飲み口とシャンパンのような果実味溢れる味わいで、フランス第9代国王であったフランソワ一世のお気に入りの飲み物であったと言われています。また、この頃は薬としても利用されていました。その後、様々な地方や国で造られるようになりますが、それぞれに作り方も事なり、飲み方や味にも個性があります。日本でもリンゴの産地である青森県や長野県などでシードル造りが行われています。フランスには、シードル同様、リンゴを原料した蒸留酒で「カルバドス」があります。大人の女のおしゃれなお酒の代名詞とも言われるカルバドスに対し、日本でシードルはフレッシュで若々しいお酒といったイメージが強くあります。特に若い女性に好まれる傾向にありますが、海外では男女どちらからも好まれており、幅広い年齢層に人気があります。